自転車の素材についての説明です。自転車の一般パーツは主に鉄・ステンレス・アルミになります。他にもニップルなどで真鍮などもありますが今回は割愛します。
まず鉄(写真の一番上)ですが、主に黒い塗装がされているかサテンメッキというザラザラとしたメッキが施されています。メリットは「安い」なので価格帯が低い自転車に採用されることが多いです。ブリヂストンのステップクルーズなどで見た目のために採用されることもあります。デメリットは錆びることになります。ただし、同じ鉄でも塗装前の下処理などで塗装の耐久性は格段に変わってしまうことも知っていたほうが良いことですね。自動車のボディはそんなに錆びませんからね。
ステンレス・アルミは錆びないなどのメリットで似たところがあります。ステンレスは重く・高強度・光沢があり、アルミは軽く、色は少しくすんでいます。
ハンドルバーだけでも材質によって数百円単位の価格差が出てきます。自転車は100点以上のパーツでできていますので、ひとつの価格が平均100円代わるだけで総額1万円以上の差が出てしまうというわけです。